「心のサポーター養成研修」を受講しました

10月24日(土)、鹿児島市民福祉プラザにて、鹿児島市保健支援課が主催する「令和8年度 心のサポーター養成研修」を受講しました。
この研修は、厚生労働省が推進する取り組みの一つです。今回は定員100名で開催され、こころの病気についての基礎知識や、身近な人のこころをサポートする方法などについて学びました。
心のサポーターとは?
「心のサポーター(ここサポ)」とは、身近な人のこころの不調に気づき、話を聴くなど、できる範囲でサポートする人のことです。
研修では、次のような内容について学びました。
- 心のサポーターについて
- こころの病気について
- こころの病気からの回復について
- こころをサポートする方法
- グループワーク
- ストレスコーピングによるセルフケア
- 精神保健福祉ボランティアサークル「ゆめの実」の活動紹介
最後に、認定証の授与もありました。
こころの不調に気づいたとき、私たちにできること
研修では、メンタルヘルス・ファーストエイドに基づく、こころをサポートするための4つのステップについて学びました。
- こころの不調に気づく
- 声をかける
- 話を聴く
- サポート手段を伝える・勧める
身近な人の様子がいつもと違うと感じたとき、どう声をかけたらよいのか、どのように話を聴けばよいのか、迷うこともあると思います。
大切なのは、一人で問題を解決しようとすることではなく、相手の気持ちを尊重しながら話を聴き、必要に応じて適切な支援につなげることなのだと学びました。
グループワークで感じたこと
研修では、2人1組で行う「聴くワーク」と、4人1組で「これからの身近な人への関わり方について、アクションプランを共有する」グループワークがありました。
初対面の方々でしたが、お互いに相手のお話に耳を傾け、会話が弾んで時間が足りないと感じるほどでした。
主催者である鹿児島市の職員の方からも、グループの皆さんが体を向け合って話を聴いていたことや、とても会話が盛り上がっていたことについて感想がありました。
私自身も、このワークを通して、相手に関心を持つこと、そして相手を好きになることが大切なのだなと感じました。
相手を理解したいという気持ちがあれば、自然と話を聴く姿勢にも表れるのかもしれません。
特別な言葉をかけたり、何かをしてあげたりすることだけがサポートではなく、まずは相手に関心を持ち、話に耳を傾けること。その大切さを改めて感じる時間となりました。
ストレスとの付き合い方を学ぶ
自分自身のこころを守るためのセルフケアについても学びました。
ストレスへの対処法の一つとして紹介されたのが「認知コーピング」です。これは、思考やイメージを活用してストレスに対処する方法です。
以前、別の研修でも学んだ、物事の見方や捉え方を変えてみる「リフレーミング」についてもお話がありました。
例えば、短所だと思っていたことも、別の角度から見ると長所として捉えられることがあります。リフレーミングの例として、次のような言い換えがあるようです。
・気が弱い → 慎重に行動する、周りを大切にする
・周りを気にする → 心配りができる
・優柔不断 → じっくり考える
同じ出来事であっても、見方を変えることで、気持ちが少し楽になることがあるかもしれません。
インターネットで「リフレーミング辞典」と検索すると、さまざまな言い換えの例を見つけることができます。ご興味のある方は、調べてみてはいかがでしょうか。
相手を理解しようとすることと同じように、自分自身の考え方にも少し幅を持たせることが、こころの健康を保つための一つの方法なのだと感じました。
言葉の選び方について感じたこと
今回の研修では、「精神障害」という言葉だけでなく、「こころの病気」という表現が使われていたことも印象に残りました。
「障害」という言葉そのものを必要以上に気にする必要はないと思いますが、「こころの病気」という表現には、柔らかく、優しい印象を受けました。
言葉の受け止め方は人それぞれです。だからこそ、言葉だけにとらわれるのではなく、相手の気持ちや立場を考えながら関わることを大切にしたいと思います。
身近な人との関わり方を考える機会に
今回の研修を通して、こころの健康について正しい知識を持つことに加え、身近な人の変化に気づき、相手に関心を持って話を聴くことの大切さを学びました。
こころの不調は、誰にとっても無関係なものではありません。
自分自身のこころを大切にするとともに、身近な人が困っているときには、お話を聴かせてもらい、必要な支援につなげられるようになりたいと思います。
この研修は年1回開催されているとのことです。こころの健康について学びたい方や、身近な人との関わり方について考えてみたい方には、ぜひ受講をお勧めしたい内容でした。
今回の学びを、これからの暮らしや行政書士としてお話を聴かせていただく機会の中で生かしていきたいと思います。
参考
.jpg)
